


『言葉で撮られた映画』全38篇を収録した佐藤yuupopic初の詩集。作品ごとに主人公の異なるオムニバス映画的な作品集。
38P掲載の、矢崎仁司監督『三月のライオン』に捧げた詩『アイス』は公開当時、インターネット詩界で話題となり、今も根強い人気を持つ作品。
気鋭のマンガ家・笠辺哲(『バニーズほか』『フライングガール』『ラタキアの魔女』など)による描き下ろし挿画が、詩の世界観を増幅させる。
映像のドラマツルギーを詩表現に移植するすべを手に入れた佐藤yuupopicが描く、いつか何処かで出会う(出会わない)かもしれない者達の、それぞれの“トランジッション(移り変わり)”する日々の物語。
書影撮影:matsu
【comment】
変化するときが一番美しい。例えば、夜が朝に変わるとき、昼が夜に包まれるとき。季節が移り変わる瞬間。そして、美しいものをいっぱい見ると、人に優しくなれる。
〜本著・帯コメントより
矢崎仁司
(映画監督/主な作品『三月のライオン』『ストロベリーショートケイクス』『無伴奏』『スティルライフオブメモリーズ』など)
【data】
初版第1刷:2007年9月28日
著者・編集:佐藤yuupopic
デザイン:宮川隆(宮川デザイン)
挿画:笠辺哲(マンガ家/『短編マンガ集バニーズほか』『フライングガール』『ラタキアの魔女』など)
発行所:ジェットシティ・パブリッシング
価格:1,200円+税
四六判・全270頁
ISBN:978-4-9903245-1-3C0092 \1200¥